古典落語「掛取万歳(かけとりまんざい)」

大晦日【あらすじ】
 江戸時代の大晦日は厄日。一年の付けを取立てに来る商人をいかに追い返すか、貧乏長屋の主は苦心惨憺(さんたん)。狂歌好きな大家には「貧乏をすれどこの家に風情あり、質の流れに借金の山」と狂歌で帰す。喧嘩好きな魚屋には向こう鉢巻で出迎えて言い負かす。義太夫、芝居と来てしんがりは三河万歳。「矢立に帳面手に持って、勘定取るとは、さってもォ、ふとい三かァわァ屋
どん、そんそん」「待ってくれなら待っちゃろか。待っちゃろかァと、中さァば、ひとつきィか、ふたつきか」。

 掛け合ううち「いつ払えるだ」「あァら百万年も過ぎてのち、払います。」