古典落語「つるつる(つるつる)」

太鼓持ち【あらすじ】
 ちょっと付き合えという旦那に太鼓持ちの一八は、惚れた芸者のお梅ねえさんと約束があるからと断るが「お前はいい芸人だな、芸者と何かしようと客を断る」と皮肉られて「つき合いますがね遅くまではいけません」。ところが一盃飲むと金が貰えるとあってべろべろになった一八。帰ったはいいがお梅ちゃんところへ忍び込むには師匠の枕元を通らないといけない。そこで腰に巻き付けた帯を明かり取りの桟に結びつけて、つるつると下りるという作戦。「お梅ちゃん来ましたよ。酔っても約束を守りました、ふーっ、うん、お梅ちゃん来ましたよ、ぐーっ、ぐーっ」

 はっと気がつくとあたりはもう明るい、つるつると下りていくと師匠が飯を食っている。「何をしてるんだ」「へい、井戸替えの夢を見ておりました」