古典落語「粗忽長屋(そこつながや)」

浅草【あらすじ】
 観音様にお参りをした八五郎が雷門を出ると、行き倒れに人だかりが出来ていた。場を仕切る世話役風の男にいわれて薦(こも)
をまくると「熊の野郎だ、俺んちの隣に住んでる」。「身元が分からないが、お知り合いなら死骸を引き取ってもらいたい」

 当人に引き取らせるの一点張り。すぐ連れて来ると言い残して八五郎は長屋へ急いだ。

 「起きろ熊公。驚くなよ、お前はタべ浅草で死んでいる」死んだ心持ちがしねえと渋る熊五郎を八五郎は無理矢理連れ出した。

 「なんて浅ましい姿になって」「俺も手伝うから、頭の方持って」「なんだかなあ。抱かれてんのは俺なんだか、抱いている俺はいったい誰」

ふるさと納税「ふるなび」