古典落語「尻餅(しりもち)」

お尻【あらすじ】
 大晦日に餅も買えない貧乏夫婦が揉めている。「年がら年中ぴーぴー煩いね。そんなに搗きたいか、そんなら心いくまで搗いてやる」。訝るかみさんを残して外へ出た亭主は、大声で餅屋を呼ぶ。「へい今晩は餅屋です」と餅屋の声色で挨拶をして「ご苦労様だな。餅屋さん、冷やで一杯あおってから仕事にかかってくれ」てなことをいって「餅搗き」を始めた。臼の代わりにかみさんに尻を出させ、ぺたぺた、おいそれ、よいしょっと、それそれ、よいよいよい!
亭主の調子はどんどん上がって、かみさんの尻は真っ赤。「寒いよぉ、痛いよぉ。あとどれくらいなの」「二臼だとよ」「じゃ、あとの二臼はおこわにしてもらっておくれよ」