古典落語「子ほめ(こほめ)」

赤ちゃん【あらすじ】
 ご隠居の家に巡びに来た熊さんが「薦被(こもかぶり)が届いたって聞いてね、一杯飲ましてもらいたい」と切り出すと、「世辞の一つも言えたほうが、相手も気持ちよく奢る気になるものだ」といわれて言い方を教わる。「年を聞いて四十五なら、お若い、どう見ても厄そこそこですとやる。五十なら四十五、六だ。さぁ一杯つけたから飲んでいきな」

 「いや、忘れるといけねえから」と辞去した熊さんは、先日赤ん坊が生まれた八五郎を訪ねる。人形のようだ、可愛らしい手は紅葉のようだと褒めて、年を開く「今日がお七夜、だから一つだよ」一つか、一つにしちゃ大層お若い、どう見ても只だ」