古典落語「寿限無(じゅげむ)」

赤ちゃん【あらすじ】
 男の子が生まれて、名前に悩んだ夫婦が物知りの和尚に頼んだ。和尚は経文から目出度い言葉を探し、浄土教の尊いお経『無量寿経』からまず選ばれたのが「寿限無」。続々と挙る候補からどうにも決めかねて全部採用となった。「寿限無寿限無、五劫のすり切れず、海砂利水魚の水行末……長久命の長助」

 やがて大きくなった寿限無は近所の金坊と喧嘩。被害者の金坊、加害者の父母が三つ巴になってことの次第を言い合う。そうこうするうち「どれ、頭を見せてごらん。なんだ、こぶなんかねえじゃねえか、おい」。「あんまり名前が長いから、ひっこんじゃった」

 

ふるさと納税「ふるなび」