古典落語「愛宕山(あたごやま)」

小判【あらすじ】
旦那のお供で愛宕山に出掛けた江戸っ子の太鼓持ちの一八。中腹まで来ると旦那は土器(かわらけ)投げをするという。やがて旦那は懐から取り出した小判を投げ始める。
「旦那、もうそれでおよしなさい。残りは私に頂かせて」と必死で止めたが、残らず投げて〆て30両。小判は拾った人のものになるといわれた一八は狂喜。茶店から借りた番傘を握りしめて谷底へと飛んだ。「さあ小判だ」と残らず拾ったが道は無い。着物を裂いて縄をない、結んだ竹のしなりで飛び上がる。「旦那ただいまっ」「金はどうした」「あっ」

ふるさと納税「ふるなび」