古典落語「明烏(あけがらす)」

花魁【あらすじ】
日本橋田所町日向屋の若旦那時次郎は大の堅物。父親の半兵衛はこの先商いに障るだろうと源兵衛、太助に頼み「お籠り」と言い含めて倅(せがれ)を吉原へ送り込む。いくら初心でも花魁(おいらん)を一目見ればさすがに気づく。
「お帰りなさい。だがね、大門の所にいた怖い顔のおじさん。あれは誰は何人連れで、どこへ上がったかを書いている。三人連れの一人が帰ると怪しいってんで、捕まる」と脅されて渋々お籠り。翌朝。振られた付き添いの二人が若旦那を訪れると上機嫌。先に帰るという二人に「帰れるものなら帰って御覧なさい、大門で止められる。」

ふるさと納税「ふるなび」