古典落語「お血脈(おけちみゃく)」

極楽浄土【あらすじ】
 善
男善女で賑わう善光寺。お坊さんから「お血脈の御印」を額に押してもらうと極楽へ行けるという。噂を聞いた大悪人も押し寄せて皆浄土行き。関古島の地獄で頭を抱える閻魔大王に見目嗅鼻(みるめかぐはな)という従者が申し出て、御印を盗み出したらいかがかと。選ばれたのが石川五右衛門「憚りながら娑婆にては太閤秀吉公の御殿に忍び入ったこともございます。さようなものを盗むのは容易きこと。ご安堵あれ大王様」「勇ましや、ぬかるなよ」

 見つけたはいいが「はははは。奪い取ったる血脈の印、これさえありゃあ大願成就。ありがてえ、かたじけねえ」。御印を頂いたもんだから、そのまま極楽へ行っちまったとか。