[小石川七福神]

小石川七福神(こいしかわしちふくじん)
[ご開帳日]1/1~7 9:00~17:00
[歩行時間]約1時間5分
[歩行距離]約4.0km
[最寄り駅]JR総武線・中央線、都営地下鉄三田線「水道橋駅」
、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」

※日時等は通年のデータとなります。状況によりご開帳や御朱印受付期間が異なる場合があります。

東京ドームからスタートするご利益めぐり。平成7年に七福神に設定された新しいコース。8つの福の神に会えます。

[小石川七福神のモデルコース案内]
水道橋駅 0.4km/ 7分 →東京ドーム(福禄寿)0.7km/ 12分 →源覚寺(毘沙門天)0.6km/ 10分 →福聚院(大黒天)0.3km/ 5分 →真珠院(布袋尊)0.6km/ 10分 →極楽水(弁財天・女弁天)0.1km/ 1分 →宗慶寺(寿老人)0.6km/ 10分 →徳雲寺(弁財天・男弁天)0.4km/ 5分 →深光寺(恵比寿)0.3km/ 5分 →茗荷谷駅

福禄寿東京ドーム(とうきょうどーむ)

福禄寿

 アトラクションズエリアの木漏れ日の中で福禄寿に出会えます。東京ドーム隣の小石川後楽園は、元水戸徳川家の上屋敷で福禄寿が祀られていた縁から、地続きのこの場所に福禄寿が再祀されました。

【毘沙門天】源覚寺(げんかくじ)

毘沙門天

 源覚寺は、「こんにゃくえんま」として樋口一葉を始め多くの文学作品に登場しています。寛永元(1624)年創建です。閻魔(えんま)堂に安置されている閻魔王坐像は”一眼のえんま”として知られ、こんにゃくを供えて眼病平癒を祈願。塩地蔵にも歯痛平癒をお願いし、毘沙門堂の毘沙門天に厄除け祈願を。ここはまさに庶民の生活に密着した愛されたお寺です。

【大黒天】福聚院(ふくじゅいん)

大黒天

 善光寺坂を上った右手にある、徳川家康公の生母が眠る伝通院で、その末院として、安永3(1774)年に創建されたのがこの寺院です。本堂に祀られている大黒天使は、「江戸七福神」のひとつに数えられた歴史あるものです。福々しいというより勇ましく、古来の大黒天の原型をとどめていると言います。大黒天は、正月期間のみご開帳されます。

布袋尊真珠院(しんじゅいん)

布袋尊

 徳川家康公の生母の生家、水野家の菩提寺です。その甥で、初代松本藩主となった水野忠清を開基として創建されました。モダンな造りの本堂の右手前に布袋尊像が祀られています。この木像は、寺の裏手で育った1本の巨木から彫られたと言います。本堂裏に立つ巨大な石造りの布袋尊像も必見です。

【弁財天・女弁天】極楽水(ごくらくすい)

弁才天

 吹上坂を下る途中、左手のマンションの脇に「極楽水」の案内板があります。””伝通院を開山した聖冏(しょうげい)上人が草庵を結びし時、竜女が上人が示した恩に報いるため、ここに名水を湧かせた”という伝説が残ります。小石川パークタワーの庭園へ小道をたどると、小さな祠があります。中には白蛇像の美しい女弁天が祀られています。

【寿老人】宗慶寺(そうけいじ)

寿老人

 極楽水と呼ばれるなった吉水あたりに、室町時代に聖冏(しょうげい)上人によって結ばれた草庵は「伝法院」と称しました。家康の生母が葬られて一時「伝通院」となりますが、伝通院が現在の場所へ移った後は、家康の側室の茶阿局(ちゃあのつぼね)の墓所となり「宗慶寺」となりました。古くから学問と関わりがあるお寺で、思慮深い寿老人が祀られることになりました。

【弁財天・男弁天】徳雲寺(とくうんじ)

弁才天

 女弁天の極楽水に続き、男弁天が祀られた徳雲寺へ。播磨坂(はりまざか)を上がって春日通りを渡り、右へ少し行くとこのお寺があります。寛永7(1630)年に解脱寺をして開山し、後に徳雲寺に改称されました。弁天堂にはめずらしい男弁天を祀っています。鎌倉円覚寺(えんがくじ)の大鐘弁財天同様の姿で、とぐろを巻いた蛇の頭が人間(男)になっている「人頭蛇身」のお姿です。

【恵比寿】深光寺(じんこうじ)

恵美寿神

 春日通りから藤坂を下り、丸ノ内線のガードをくぐった先が深光寺です。寺伝が、「家康から家光まで三代仕えた森源七郎が、寛永年間(1624~1645)に創建とあります。「南総里見八犬伝」の作者、滝沢馬琴(ばきん)の菩提寺でもあります。古くから恵比寿様の絵図の掛け軸があったことから七福神のひとつになりました。石像は平成6(1994)年に開眼法要されました。

当日の情報はこちらからご確認ください。
[小石川七福神]詳細は 〉

ふるさと納税「ふるなび」