[調布七福神]

調布七福神(ちょうふしちふくじん)
[ご開帳日]1/1~1/7 9:00~16:30
[歩行時間]約2時間20分
[歩行距離]約8.3km
[最寄り駅]京王電鉄京王線「仙川駅・西調布駅」

※日時等は通年のデータとなります。状況によりご開帳や御朱印受付期間が異なる場合があります。

深大寺植物公園を含み1日かけてゆっくり回る七福神めぐりコース

[調布七福神のモデルコース案内]
仙川駅 0.2km/ 4分 →昌翁寺(寿老人)1.8km/ 30分 →明照院(弁財天)1.5km/ 25分 京王線つつじヶ丘駅(京王バス深大寺行き20分)→深大寺(毘沙門天)1.3km/ 22分 →祇園寺(福禄寿)1.0km/ 17分 →常性寺(布袋尊)0.9km/ 15分 →大正寺(恵比寿)1.4km/ 24分 →西光寺(大黒天)0.2km/ 4分 →西調布駅

【寿老人】昌翁寺(しょうおうじ)

寿老人

 スタートは仙川駅にほど近い昌翁寺は、寿老人が祀られています。この寺は、慶長年間(1596~1615)に徳川家旗本、仙川領主の飯高主水貞政(いいだかもんどまさよし)によって開山されました。その後、師である快要法印が開基となり、現在地に創建されたとされています。本堂にはご本尊である阿彌陀如来。観世音菩薩、不動尊、閻魔大王、そして寿老人像が安置されています。

【弁財天】明照院(みようしょういん)

弁才天

 室町時代の天文永禄(1532~1558)の頃、開山法印秀海(しゅうかい)により創建されました。本尊は阿弥陀如来です。脇侍観世音菩薩、脇侍大勢至菩薩の三尊仏は運慶の作と伝えられ、半跏像踏み下げ(はんかぞうふみさげ)というめずらしい仏像があります。弁財天は、第六世良慶が竹生島(ちくぶしま)弁財天の分影を勧請しました。弁財天山宇賀神堂に祀っていたものを明治17(1884)年に移築したものです。

【毘沙門天】深大寺(じんだいじ)

毘沙門天

 奈良時代の天平5(733)年、満功上人(まんくうしょうにん)が開山したと伝えられる関東随一の古刹です。離ればなれになった若者と娘が水神の深沙大王(じんしゃだいおう)に祈願して結ばれたことから、深沙大王を祀ったのが始まりと「深大寺縁起」に伝わっています。この物語によって、深大寺は縁結びの神様としても有名です。鐘楼やお堂などもじっくり見て回りたいです。

福禄寿祇園寺(ぎおんじ)

福禄寿

 深大寺と同じ満功上人(まんくうしょうにん)によって天平年間(729~749)に開山された趣のある古い寺です。境内には、ご本尊の阿弥陀如来が祀られている本堂や秘仏薬師三尊を安置する薬師堂、閻魔(えんま)大王を祀る閻魔堂などがあります。明治41(1908)年に、自由民権運動家の集会が行われ、板垣退助により植えられたという「自由の松」があります。

布袋尊常性寺(じょうしょうじ)

布袋尊

 正式には「医王山長楽院常性寺」といい、鎌倉時代に創建された由緒ある寺院です。本堂には、丈二尺五寸の薬師如来座像が、不動堂には成田山不動尊を勧請した不動明王が祀られています。この不動明王は、地元では調布のお不動さんとし親しまれています。境内の庭園に、福々しい笑顔の黒い布袋尊が安置されています。

恵比寿大正寺(たいしょうじ)

恵美寿神

 奈良時代の開山と伝えられています。大正4(1915)年に上布田の天神社の元別当栄法寺(もとべっとうえいほうじ)、小島町の不動院、下布田の宝性寺の三寺を合併しました。創建時の年号から大正寺と称されるようになりました。調布駅から「ゲゲゲの鬼太郎」の像が設置された天神通り商店街を抜け、甲州街道を渡るとすぐ目の前です。「浄声庵(じょうせいあん)」と名づけられた本格的な茶室があります。

【大黒天】西光寺(さいこうじ)

大黒天

 開山は応永年間(1394~1428)です。石原聖天坊という修験僧により開創された密教系の寺院でした。徳川家康による江戸幕府開設に伴い甲州街道が開かれ、布田五宿が設置された際にこの地に移転しました。旗本の長谷川氏が元禄11(1698)年に寄進した観音三十三身像は市指定有形文化財です。門前には近藤勇の座像があります。

当日の情報はこちらからご確認ください。
[調布七福神]詳細は 〉

ふるさと納税「ふるなび」